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非常に珍しいハンセン病施設で働いていることについて

仕事の内容について

主に調剤業務と入所者さんとのふれあいを行うことが業務内容となっています。その他、NSTやICTの業務にもたずさわることもあります。

やりがいを感じたことを教えてください

この施設はハンセン病施設であるため、ハンセン病の患者さんたちと実際にふれあうことができます。一般の病院や薬局に勤めていると基本的にはその様にハンセン病の人と、密に接することは出来ませんので、とてもいい経験ができていると思います。

「こうだったらもっと良かった」と思うところを教えて下さい

非常に長い期間、勤めている職員が多いので、他の部署とのやりとりが困難な部分が悪い点ではないかと思います。やはり、そこに長く勤めている職員は自分のやり方を確立しており、やはり変えたがらないのが現状です。そんな中で、いろいろなことを薬局から発信していく際にどうしても抵抗となっていくのが悪い点だと思います。
総合的な感想を教えて下さい
ハンセン病の療養所であるため、メインの業務はハンセン病の方々とやりとりをすることとなります。確かに、ハンセン病意外の患者さんはいませんので、どうしても珍しい症例に当たることや、抗がん剤をどんどん使用しての治療、その他最新の治療に関しては経験することが困難となってくる可能性はあります。しかし、一方で普段、病院や薬局で働いているだけでは経験できないハンセン病にかかっている患者さんや、その人の後遺症、その治療や身体の状態など事細かに知ることができます。また、ある意味では一般の老人ホームに近い部分もありますので、そこにいる入所さんと非常に密に接することができます。薬剤師としての業務とは少し異なるのかもしれませんが、一緒に畑仕事を行ったり、いろいろな行事を作り上げていったりとボランティアといった感じに近いものはありますが、その様な活動はどんどん行っていくことが出来る意味では非常によい部分でもあるのかもしれないなと思います。

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