ハンセン病療養所で薬剤師として働いてみて感じたこと

主に調剤業務がメインとなってきます。その他には、NSTやICTなどを行ったりしています。

現在の職場で働いていてよかった点としては、以前働いていた職場に比べると、残業もありませんし、プライベートの時間をかなり自由にもてたとことです。特に子育て中でもありましたし、非常にそのあたりは助かりましたので、よかったのではないかと思っています。

今回の施設では、基本的には外部の方が入院をしてきて、治療を行うということがありません。つまり、最新の医療を使うこともありませんし、様々な病名を見ることもできません。せいぜい経験できて、今施設にはいっていらっしゃる方１４０人前後の現在の病気の状態です。そういう意味でいうと、臨床の経験をあまりつめないという点はあまり良くない点なのではないかと考えます。

私は転勤族ですので、どうしても様々な場所で働く必要性が出てきます。そんな中で、様々な施設や病院のシステムやノウハウを学んだり、それ以外の沢山のことを学ぶことができます。今回の施設では、正直最近流行りの最新の医療を利用した治療を経験することはできません。治療方法も非常に遅れている古いものしか経験はできず、実際に書物とうで勉強して学ぶことしかできません。しかし、それはそれで考え、その分仕事が楽になりプライベートに非常に時間を費やすことが可能となりました。やはりいろいろな職場によって長所と短所はどうしても存在してしまいます。そんな中でもしっかりとそのあたりを自分なりに吟味して行っていく必要はあるのだと考えます。