総合病院の職場（薬剤師内部）の雰囲気について

総合病院の薬剤師として勤務しています。基本的には院外処方の病院なので、入院患者様が服用しているお薬について各部屋に回って説明をし、体調を等を確認している仕事を主に担当していました。

働いていた職場の良かった点は、神奈川県内でも名の知れた病院で、最新設備が整っていて技術も高く、また非常に有名でもあったという事。そのような場で薬剤師として働けるのはとても勉強になる部分も多く、また、転職する際にも有名病院で働いていた経験が買われ、転職率も高まるので今となってはこちらで働けて良かったと思います。

救急外来に力を入れていたので、薬剤師の夜勤の人数をそこそこ確保しなければいけないという点で、他の総合病院にくらべて夜勤で入ることが多かったため、生活が不規則だったこと。また、有名病院で勤務しているという薬剤師のプライドが非常に高い人が多かったので、男女問わず人間関係の気遣いで精神的に苦労をしたこと。

薬剤師として有名な病院で働けることは、大企業で地位のある立場で働いている人のように、ある種ステータスです。ただ、こちらの病院は薬剤師のみならず、医師もプライドが高い人が多いので、前述にも挙げた通り人間関係で非常に苦労をしました。病院の中でも薬剤師がいる場は限られているので、入院患者様のところに行く以外は、常に薬剤師同士顔を合わせている状態です。年功序列、終身雇用的な感覚がいまだに残っている職場でしたので、理不尽なことを上司は部下に対し平気な顔して言ってきますし、それに逆らえばその人（部下）自身の場を失うことになるなど上司の権力で抑圧されて数名ほど辞めていってしまった薬剤師を数名見てきましたので、自分はここにいる以上は何を言われても割り切ろうというつもりで働いていました。ただ幸いなことに私にはそのような（精神的ストレス）を与えられるような事はなかったので、自分の仕事をそつなくこなすことができて良かったと思っています。