仕事の内容について
●入院患者の内服・注射薬の調剤・監査 ●院内製剤の調製…吸入薬、うがい薬の調合 ●病棟のストック薬、救急カートの薬剤の在庫管理 ●配薬 ●看護師、医師からの問い合わせ対応
やりがいを感じたことを教えてください
●人間関係がわりと良好であること
若いスタッフが多く、活気にあふれた職場でした。スタッフ同士の仲もよく、飲み会等も頻繁に開催していました。
●制度が出来上がっていないため、立ち上げに関われること
未完成の病院であったため、業務の立ち上げに携わることができました。初回の打ち合わせ等にも参加でき、業務が円滑に進み始めた時にやりがいを
感じることができます。
ベテランのスタッフが少ないこともあり、経験年数の浅いうちから、チーム医療等に参加していました。
●残業がほとんどない
早番・中番・遅番とシフトが細かく分けられているため、早番、中番の日は残業があまり発生せず、定時で帰れることが多かったです。
「こうだったらもっと良かった」と思うところを教えて下さい
●ベテランスタッフがいないこと
これはメリットにも書いたので、言っていることが相反してしまいますが、若いうちからいろいろとできる反面、
教えてくれるスタッフがいないため、やり方がわからずもがく日々が続きました。
●月間の休日は１２０前後ありますが、夏休みや年末年始の休暇が用意されているわけではなく、月の公休が10日前後ありました。
そのため、週に３回休みがあることもあり、比較的しっかり休みながら仕事ができる反面、長期の連休はとりにくい環境でした。
用事があり、４連休を取得する際も、粘りに粘って上司にお願いし続け、やっとのことでお休みをいただきました。
法事と結婚式が同月に重なってしまい、連休を２回取りたい月は、社会人としておかしいと罵倒されたこともありました。
●希望休（公休内で）提出の際、詳細な理由まで記入しなければいけないこと。
●遅番が特定のスタッフに偏っていること。
●現場を知らない上司が、勝手に制度を変更してしまい、スタッフがついていけていなかったこと。
総合的な感想を教えて下さい
人間関係は非常によく、明るく楽しい職場です。
若いうちから、いろいろな経験ができることが自分のプラスになると考えます。
しかし、上司への現場の声は届きにくい環境にあり、特に休みやシフトに関しては正直不満だらけでした。
有給の取得はまず無理、３日以上の連休もなかなかとりにくい環境でした。
また、新卒で入職した当時は、科内のスタッフの半分以上が退職してしまい、科内の制度は壊滅状態で、ほとんど教育を受けず現在にいたってしまったため、
新卒で身に着けるべきことがなんなのか、いまだにわからずにいます。
これから薬剤師になる皆さんへ、声を大にして言いたいことは、新卒で入る病院は、教育制度がしっとり整っていることを意識して選んでいってほしいということです。
