HOME > すべての記事 > 売上予測・事業性評価 > アウトプットに関する抗弁材料を与える~医療用医薬品 売上予測の類型7

アウトプットに関する抗弁材料を与える~医療用医薬品 売上予測の類型7

89view

売上予測の継続性の維持

アウトプットをどのように取り扱うのか、どこに保管しておくのかというようなルールをSOPにあらかじめ示しておくことによって、売上予測が継続的なものとなることを担保することができます。

アウトプットに関する抗弁材料を与える

何かをするのに複数の方法があって、どれが優れているとは言い切れないときに、どの方法を選ぶべきかということをあらかじめルールとして決めておくと、将来、なぜこの方法を採用したのかという質問に対して答えを用意しておくことになります。

作成したSOPを、あらかじめ社内の関係者に周知しておけばなお良いです。

各種用語の社内的な一義化

売上予測というのは学問ではないために、特に用いられる様々な専門用語に関する定義が統一されていないものが多いです。

例えば「患者フロー」という言葉があります。
これは疫学モデルの構築、すなわち有病者数→診断患者数→治療患者数というような意味で用いられる場合もあれば、いわゆるペイシェント・ジャーニーのような、ある患者が疾病に罹患してから辿る病態の道程のようなものを指す場合もあります。

このような言葉の意義が社内で統一されていない状況はロスが大きいです。
SOPに語彙解説のようなものを添付することによって、そのようなロスを防ぎ、特にクロスファンクショナルなチームのコミュニケーションをより円滑にすることができるでしょう。

このようなノウハウの蓄積こそが、会社の見えざる富の源泉なのです。

売上予測の実務はあくまでもバックオフィスでのサポートであるから、一見直接会社に富をもたらさないように見えるかもしれません。
しかし、より正確な売上予測を行うことによって、より正しい経営判断を導くことができるのであれば、それこそが製薬企業の富の源泉となるのです。

売上予測・事業性評価というのは、極めて付加価値の高い仕事であると考えるます。

>> 「現役薬剤師の転職体験談」に進む

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

掲載中の案件一覧

「売上予測・事業性評価」カテゴリの関連記事