HOME > すべての記事 > 売上予測・事業性評価 > 重要な要素にフォーカスする~医療用医薬品 売上予測の類型5

重要な要素にフォーカスする~医療用医薬品 売上予測の類型5

73view

変更が追えるようにする

あるプロジェクトについて予測を初めて立てるときには、もちろん一から作らなければならないのですが、過去に同じプロジェクトについて何らかの予測が立てられているような場合も多いです。

過去の予測はすでに社内で合意がなされているものであり、それがいかにプアなものでも無視することはできません。

そのような場合には、以前の予測がどのように構築されているのかということを完全に理解し、それを変える場合には理由と、どの程度書いたのか、その結果どのように売上予測が変わったのかということを明確に示さなければなりません。

この積み重ねによって、売上予測に継続性を持たせるということが重要です。

複数の方法で検証する

たとえば需要モデルと疫学モデルの両方が使えるようなプロジェクトに関しては、まずは需要モデルで予測を構築して、疫学モデルでもその予測が大きく外れないということを示すことができれば、予測に対する信頼感が著しく上がってきます。

あるいは、一つの国だけについて予測を立てる場合でも、他の主要国のデータも参考情報として提示して比較できるようにすることも重要です。

たとえば市場調査で得られた日本の薬物治療患者数の比率を、アメリカの薬物治療患者数のデータと比較することには意義があります。

重要な要素にフォーカスする

売上予測では、そのすべての要素が常にその議論の俎上に乗るわけではありません。
どの要素に焦点が当たるかということはそれぞれの発信者によって違いますが、議論になる要素というのは実は大抵いつも決まっています。

むしろ売上予測担当者としては、この要素だけは経営層と合意を得ておきたい、というような要素が見えてこなければプロとは言えません。

その要素は外因的であるのか、内因的であるのか

有病者数などは会社としてどうにもならない要素であり、そのような要素を外因的であるといいます。
一方、米国における薬価のように企業が自らの判断で決めることができる要素もあり、それは内因的な要素です。

経営層やマーケティング部門は、主に自らコントロールできる内因的な要素に強い関心を持つ傾向にあるので、そのような要素は細かく説明できるようにしておかなければなりません。

>> 「現役薬剤師の転職体験談」に進む

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

掲載中の案件一覧

「売上予測・事業性評価」カテゴリの関連記事