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出力単位・売上金額・ユニット数・患者数・マーケットシェア~医薬品の売上予測(各論)2

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出力単位

出力単位は売上金金額(百万米ドル)ということになります。
出力の単位の例としては以下のようなものがあるでしょう。

売上金額

財務的な評価を行うとき、つまり事業性の評価を行う時には、利上げ金額を算出しなければなりません。
また、社内で複数のプロジェクトが提案されており、それらを比較するときにも、それぞれのプロジェクトを金銭的価値に置き換える必要があります。

グローバルに予測を立てる場合には通貨を揃える必要があり、為替が問題になります。
先進国間においては、為替の長期的変動に上昇あるいは下降の傾向はないと仮定して、予想時点でのいわゆるコーポレートレートを将来にわたっても当てはめるというのが一般的であり、ピーク売上及びNPVはこのコーポレートレートに感受性があります。

ユニット数

注射ならバイアル数、もしくはアンプル数、錠剤なら錠数、あるいはそれぞれのパッケージの数などというように、製品の物量で表現する必要がある場合もあります。

ここには為替の概念が無いため、グローバルの需要予測の方法として優れています。
また、製造計画の策定や、製造原価の検査のためにも必要な情報です。

患者数

特に競合の状況を理解するためには、患者数を理解すべきです。
自社製品がどのセグメントにどの程度浸透しているのかということ、どの程度の伸び代があるのかということを理解できます。

主にマーケティングの目的のためにも指標です。

マーケットシェア

競合の状況より良く理解するためには、マーケットシェアを経時的に理解する必要があります。
マーケットシェアをアウトプットとして求めるのであれば、その全体市場を明確に定義しておくことが重要です。

たとえば自社製品がビスフォスフォネート系の骨粗鬆症治療薬であるとすると、ビスフォスフォネートの競合だけを問題にするのか、ビタミンDやRANKL抗体なども含めて考えるのかということです。

さらには、適応外使用、併用薬、配合剤などを含めるとシェアの概念は非常に複雑であり、良く考えて意味のある全体市場を採用することが重要です。

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