- マツコさん (42歳女性)
- 40歳
- 神奈川県
- 施設在宅中心の調剤薬局の調剤業務
転職したいと考えるようになったキッカケを教えてください。
勤務していたのは個人経営の薬局で、オーナーでもある管理薬剤師とパート薬剤師が3名という職場でした。
薬局もOTC販売から始まり調剤業務を拡大したらしいのですが、管理薬剤師は病院などでの調剤経験はなく、調剤業務や業務指針、調剤報酬に対する意識が低いところがありました。
例えばクリーム剤の在庫がないときに平気で同一成分の軟膏剤を出す、お薬手帳を持参していない人でも41点をとる(平成26年度改定時)などなど。
逆にパートの方が誤りを指摘しても、理解できないのかなかなか改善されませんでした。
パートも入れ替わりがあり、自分が一番古株のパートとなったとき、職場のインフラ整備でいろいろな仕事を任されたのですが、正直時間内で対応できることではなく、自宅に持ち帰っての作業となりました。
本来なら管理薬剤師がやるべき仕事では?と思ったこと、これだけ労力を費やしたのに給与や評価に反映されないことで、いい加減に愛想が尽きました。
このままこの薬局で不正を見て見ぬふりをしていたら、いつか自分の身も危うくなると考えて、転職することにしました。
利用した転職サイトを教えてください。
薬キャリです。
他のサイトの利用も考えましたが、あまりにもスムーズに決まってしまったので、その必要がなくなりました。
他に利用を考えていたのは、
ファルマスタッフ・
薬剤師転職ドットコム・
ファーマジョブです。
どれも評判が良かったのですが、たまたま薬キャリを一番に見つけたので、ダメ元で申し込みしました。
今のお仕事の状況を教えてください。
前の職場は個人経営の薬局でしたが、現在勤務している薬局は中規模チェーンの薬局です。
各店舗のほかにDI部門があり、新薬や適応外処方をはじめとする薬物療法の情報や調剤報酬、厚生労働省からの通知などの情報を整理して各店舗に配信しているため、きちんとした情報の上で各店舗が業務をこなすことが出来ています。
この点も前の職場では実現できていなかった点です。
また正職員がたくさんいるためマンパワーがあり、パート薬剤師ばかりでシフトを組んでいた前の職場のようにパートに時間外の作業をさせるなど負担が大きくかかるようなことはさせていません。
前の職場は地域の医療機関に合せて午後の1時から3時までは暇になるためパートはこの間に一度帰宅させられていたのですが、これが非常に時間のロスに感じていました。
今の職場は施設在宅中心の薬局のため、まるまる1日勤務できてこうした時間のロスがなくなりました。
利用することでどのようなメリットを感じましたか?
まず自分で情報収集するよりも、幅広い情報を既に持っていると言うのは、転職サイトを利用する第一のメリットだと思います。
事実、サイトに登録してからすぐに電話でのヒアリングがあり、自分の希望条件を伝えると翌日にはマッチングした数社を紹介してもらえました。
また募集をかけている薬局と応募した薬剤師との当事者以外にも第三者が関与することで得られるメリットがあります。
雇用条件の話し合いでは、当事者同士だけだと話し合いでの詰めが甘く曖昧な部分が残っていると、お互いが自分のいいように解釈するためにズレが生じ、後々トラブルになることもあるかと思います。
そういったときに第三者的な視点でのチェックが入るというのは有難かったです。
面接後には、薬局側との話し合いについて、どういう話がありどう解釈しているかということを細かく転職担当者から尋ねられましたが、薬局側にも同じことを聞いて確認してくれていたようです。
利用した転職サイトで、もっとこうだったら良かったのにという点はありますか?
こちらを利用した転職は成功だと感じているため、もっとこうだったら良かったのに、という点はありません。
利用した転職サイトはオススメしたいですか?
お勧めできます。とにかく対応が速かったです。
自分の場合、登録から1か月で次の職場への転職が決まりました。
転職サイトを利用したのは初めてでしたが、こんなに早く転職できるなんてと半信半疑になったくらいです。