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バーチャルスクリーニング~スクリーニングの対象となる化合物の起源4

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ロボット合成装置

ロボット合成装置は、反応試薬を分注するシステムと数mLの反応容器(反応セル)が多数集積した反応槽を中心に構成された自動有機合成装置である。

ハイスループットスクリーニングのロボット分注装置技術から派生した技術の応用である。
当初はペプチドの固相合成専用の並列合成装置であったが、反応槽の改良により、一般的な有機合成反応や液相反応を適用できるロボット合成装置が存在している。

試薬の供給を自動化することにより同時並行で多数の合成を実施して効率化を図ることができる。
ライブラリー生成効率は中程度であるが合成量は比較的多く、数mgの合成サンプルを取り出すことができる。

バーチャルスクリーニング

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実際にスクリーニング実験を実施せずにコンピュータにより、ふるい分け、ターゲット物質のタンパク質情報やリガンドの情報を利用してさまざまな化合物データベースのなかから活性中心などに結合する可能性のある化合物をスクリーニングし、候補化合物を入手または合成して、実際の薬理活性を測定評価する。

膨大な数の仮想的な化合物群について、理論的に構築可能な物質構造を評価する手段として、製薬研究者がコンピュータを用いてすべての構築可能な構造式を基質としてコア構造と合致させる方法に基づいたバーチャルライブラリーとよぶ化合物群についての評価を実施する。

この種の化合物ライブラリーは、数百万もの理想的な分子構造から構成される。
研究者は、種々の予測計算や選抜基準に基づいてバーチャルライブラリーからサブセットである実際に合成する化合物ライブラリー候補を選抜する。

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