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調査目的・調査時期など~医療用医薬品のマーケティング戦略体系(調査、分析、販売予測)

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調査目的と調査時期

調査には戦略・戦術立案を目的とするものと、製品の普及度・浸透度の調査を目的とするものがある。
前者には市場規模(潜在需要を含む)調査、顧客ニーズ調査、競合他社戦略、戦術調査など、後者にはブランド認知率調査などがある。

新発売マーケティングプランの立案時はもちろんのこと、発売直後にも顧客の反応を確認するために調査を行う必要がある。
そのほか、プロモーション型マーケティングの成果を評価する場合や研究企画型マーケティングにおいて、研究テーマ・開発プロジェクト、導入プロジェクトの事業採算性を評価する場合にも調査は必要となる

情報の種類と入手方法

情報の入手方法としては、他の目的のために収集・蓄積された情報(セカンダリーデータ)を活用する方法と、直面する課題を解決するために自社または調査会社で行う方法(プライマリーデータ)がある。
調査手法はアンケート、個別インタビューが一般的である

セカンダリーデータを使用する場合には、元のデータがどのような目的で、どのような調査対象に、どのような方法で得られたものかを理解し、有用性・信頼性を吟味したうえで活用しなければならない。

調査方法 〜アンケート調査

アンケートには設定した仮説が本当に正しいかどうかの確認を目的とした「仮説検証型アンケート」「実態調査アンケート」がある。
そのほか調査そのものが主目的ではなく調査対象者とのコミュニケーションに重点をおくアンケート調査もある。

アンケートを立案する際は、項目を明確にする必要がある。

目的とテーマに相応しい対象(医師/薬剤師、診療科、専門医/一般医、勤務医/開業医など)を選択してその一部を抽出する。
規模は精度、回収率、経費などを考慮して決定する。
方法は調査員(MRを含む)が対象者にアンケート調査票に沿ってインタビューを行ないながら実施する方法(インタビュー法)、調査対象者にアンケート調査票を郵送あるいは電子メールでの送付やWebを利用する方法がある。

アンケート調査では、緊急の必要性に乏しい課題には希望や願望を答えがちで、その答えは建前であって本音ではないことがある
アンケート内容はこうしたバイアスを可能な限り排除したものにするよう考慮する必要がある。

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