HOME > すべての記事 > ライフサイクルマネジメント > 製品ライフサイクルと製品ポートフォリオマネジメント~ライフサイクルマネジメント

製品ライフサイクルと製品ポートフォリオマネジメント~ライフサイクルマネジメント

887view

製品ライフサイクル

製品が市場に登場してから退場するまでのプロセスを「製品ライフサイクル」という。

「製品ライフサイクルマネジメント」とは、製品ライフサイクルにおける売上(利益)の最大化を図るために研究開発から生産、販売に至る全課程を管理することをいう。
しかしながら、これらの管理によっても製品の寿命は尽きる。

それゆえ製薬会社は永続的成長のために継続的に新製品を発売することが不可欠なのである

製品ポートフォリオマネジメント

そこで複数の製品の最適なポートフォリオ(製品構成)を決めるための戦略的管理手法が必要となる。
それがボストンコンサルティンググループが考案した「製品ポートフォリオマネジメント」(ProductPortfolioManagement;PPM)である。

PPMは市場成長率を縦軸に、相対的マーケットシェアを横軸とするマトリックス上に販売製品をプロットし、その配置から「問題児」「花形」「金のなる木」「負け犬」に分類して各戦略を示すものである。

医療用医薬品におけるライフサイクルマネジメント

研究開発において価値創造・獲得に成功し商品化された医療用医薬品は、承認・発売後からのプロモーション活動によって顧客へ価値の伝達が行われる(導入期)。

製品価値が浸透するにつれ売上は拡大(成長期)し、発売後10年程度でピークに達する(成長期)。
その後、売上は鈍化するもののほぼ維持される(成熟期)。

さらに、技術革新による同効新製品の発売、代替治療法の登場などによる顧客ニーズの変化や特許満了による後発医薬品の発売により売上は徐々に衰退し、発売後約20年から30年で市場から消える(衰退期)。
これが一般的なライフサイクルである。

ライフサイクルマネジメント(LifeCycleManagement;LCM)は製品の売り上げ曲線か面積の最大化を達成するため、新発売後の早期立ち上げ、売上極大化と、高売上の持続、長寿化を図ることにある
そのための方策として、独占的販売権の期間延長、製品の効果・効率的な普及を考えた臨床開発における施設・医師の選択と症例数の適正化、差別的優位性のある製品プロファイルの実現、高薬価取得、適応拡大や剤形追加などのライフエクステンション、顧客満足度の高いプロモーションの実行などがある。

>> 「現役薬剤師の転職体験談」に進む

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

掲載中の案件一覧

「ライフサイクルマネジメント」カテゴリの関連記事