HOME > すべての記事 > ライフサイクルマネジメント > 研究開発のマネジメント~ライフサイクルマネジメント

研究開発のマネジメント~ライフサイクルマネジメント

376view

ライフサイクルマネジメントへの対応

研究開発部門は「顧客に喜ばれるもの」「他社より優れるもの」をめざして、科学的な視点で適応拡大、剤形の追加などの可能性につき検討する。
薬剤の作用機序、薬理作用、一般薬理作用などから適応拡大、ADMEから用法・用量の改善の可能性を模索することや自社技術によって服薬、投薬しやすい製剤の開発などが課題となる。

マーケティング・営業部門は「顧客に安心して使用いただける」ように製品の適正使用情報や差別的優位性を証明できる臨床成績の収集を行ない、提供する必要がある。
またアンメット・メディカル・ニーズに関する情報や製剤、包装・規格、表示に対する医療現場の要望を研究開発部門などと共有し、連携して対処することが重要である。

LCMはプロダクトマネージャーあるいは戦略部門がリーダーシップととり、全社を挙げた取り組みとして実行されなければならない。
新薬の開発が難しくなるなかLCMの重要性は増している

研究開発のマネジメント

新薬の研究開発競争が激化するなか、研究開発のマネジメントは重要性を増した。
研究マネジメントは研究開発で優秀な成績をあげた人が担うことが多いが、「名選手、必ずしも名監督にあらず」という言葉にもあるように不安がある。

そこで、まず参謀役としてマーケッターの起用を提案する。
研究開発重視、創造性発揮企業である3Mを例にとると、同社の研究開発活動における「15%ルール」や「ブートトレッキング(密造酒作り)」はよく知られているが、そのほかにも数多くの個人の活性化とそれに基づく組織の活性化に関係している分化がある。

同社はイノベーションの持続的な達成が企業文化や経営の考え方に関わる重要なポイントであると考えている

医薬品の研究開発のマネジメントに求められるもの

医療用医薬品の研究開発のマネジメントに求められるのは、創薬戦略の中に個人尊重の考え方をどのように活かすかであろう。
言い換えれば、組織としての効率性と個人の創造性をどうマネジメントするかということである。

研究開発担当者は、「そのプロジェクトは顧客(社会)に役立つのか」「競合品より差別的優位性があるのか」「成功確率をより高める方策はないのか」を日々考えてほしい。
そしてプロジェクトチームが抱える課題はオープンにして経営者をはじめとする関係者と共有して解決を図り、自信を持って研究に邁進してほしい。

マーケッターは製品コンセプトが決定されプロジェクトがKickoffされると、成功を見守る以外に成す術はない。
プロジェクトチームに成功の鍵が委ねられるのだ

>> 「現役薬剤師の転職体験談」に進む

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

掲載中の案件一覧

「ライフサイクルマネジメント」カテゴリの関連記事