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分析結果を評価して現場で活用する~薬剤経済学の効用2

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ターゲットは薬剤費

医療の中でも薬だけは手元に物が残るので患者は自分が何に支払ったのかがわかるし、その必要性を調べることも可能です。

そういう意味では国民の理解が得られやすく結果も目に見えるということで、保険制度の改革が試みられるたびに必ず薬に手がつけられてきたのでしょう。

今後も医療保険制度の改革では、薬剤費がターゲットの中に加えられるのは間違いありません。

高まる薬剤経済学の重要性

今後の日本の医療制度の中で、薬剤経済学の重要性が高まっていくだろうことは容易に想像できます。
ただ、そのような事態が来るのが5年先か10年先か、あるいはもっと先なのかはわかりません。

だからこのあたりで少し腰を落ち着けて薬剤経済学に取り組んでも、十分に間に合うのではないかということなのです。

分析結果を評価して現場で活用する

薬剤経済学的な分析系が数字で示されるため、一見理路整然としていて反論の余地のないように見えますが、多くの仮定や前提の上に成り立っていますから、そのあたりを見極める目を持たないと正しい判断ができません。

何が前提とされどのような仮定の上に成り立っているいのかを判断し、それが自分が分析したいと思っている環境と一致しているのかを確認することが第一歩です。

例えば、臨床家はしばしば薬剤経済学的評価に懐疑的です。これはこの前提や仮定が自分が行っている実際の診療と一致しないからです。
そういった人々を説得するには、基になった文献をしっかり評価できないといけないわけです。

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