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社会的儀礼としての贈答等は華美にならないように – MRのプロモーション活動上の規制8

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自社医薬品の講演会と病院内の医局研究会は区別する

自社医薬品の講演会、説明会に際して提供する華美、過大にわたらない物品またはサービスおよび出席費用の実費負担は、公競規で制限されない。ただし、院内組織である医局研究会の費用の肩代わり等は不可とされる。

また、相手が国公立医療機関(独立行政法人、国立大学法人の場合を含む)である場合には、国家公務員倫理法・倫理規定に注意する。
 
 

小額・適正な景品類は規約に抵触しない

単価が少額(3,000円以内)で、製薬企業が提供するのにふさわしい景品類は、公競規で制限されない。ただし、金銭引換券(商品券、図書券、ビール券など)、風俗上問題のあるものは不可とされる。
 
 

社会的儀礼としての贈答等は華美にならないように

  • 自社主催の親睦会合
    慣例として行われる自社主催の親睦会合に際して、医療関係者を招待して提供する贈答や接待は、公競規で制限されない。ただし、社会通念上、華美、過大にわたらないようにする。
  • 医療機関側の記念行事
    慣例として行われる自社または医療機関等の記念行事に際して提供する贈答や接待は、公競規で制限されない。ただし、社会通念上、華美、過大にわたらないようにする。
  • 院内組織の行事
    医療機関の院内組織(医局)の行う行事に際しての金品の提供は不可とされる。
  • 公務員には提供できないと考えよう
    国立医療機関等、国家公務員倫理法・倫理規定が適応される先には提供できない

 

違反に対する措置は各業界の公正取引協議会が行う

会員各社が公競規に違反して医療機関等に対して景品類を提供しているとの情報を入手した場合、公取協は調査を実施する。

  • 会員各社は調査の協力義務がある
    会員各社は公取協の調査に協力するよう決められている。協力しない場合、10万円以下の違約金または除名処分をすることができる。
  • 軽微な問題は「指導」
    警告の措置をとるまでに至らない比較的軽微な事案については、公取協による「指導」等の措置によって、事実上の改善が図られている。
  • 罰金や除名といった処分もある
    調査の結果、規約違反が認められると、警告(厳重警告)、100万円以下の違約金または除名処分を行うことができる。
  • 処分内容は公取委に報告
    これらの処分を行った場合、処分内容を公取委に報告することになっている。

 

規約違反事業案処理について

  • 違反なし、注意、指導(公表せず)
  • 警告(警告および厳重警告)
  • 違約金
  • 除名処分および公取委措置請求

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