HOME > すべての記事 > 薬剤師の実態・仕事 > 景品類が提供可能なケース – MRのプロモーション活動上の規制7

景品類が提供可能なケース – MRのプロモーション活動上の規制7

1329view

 
 

景品類が提供可能なケース

・医薬品の使用に役立つ物品・サービス
医療用医薬品の使用に際して必要な物品・サービス、またはその効用、便益を高めるような物品・サービスは提供可能である(自社医薬品の使用に必要・有益な医療機器等で市販されていないもの等)。
 
・医薬品に関する情報・資料
自社医薬品に関する情報・資料または説明用資材は提供可能である。これらの情報・資料等が金銭的価値のあるものであっても差し支えない。しかし、医療機関等が本来自ら購入するような情報・資料等の費用の肩代わりとなるものは不可となる。
 
 

試用医薬品(サンプル)の提供は特に注意する

薬
試用医薬品(サンプル)の提供は特に注意する
試用医薬品とは、公競規の施行規則で定める基準による製剤見本、臨床試用医薬品。

・製剤見本は何度も提供するものではない

  1. 反復提供は不可
  2. 卸を通じて提供する場合、提供先を指定する

    ・臨床試用医薬品は必要最小限に

    1. 提供期限:薬価基準収載日から1年
    2. 提供量:必要最小限とする。
    3. 医薬品卸を通じて提供しない
    4. 医師からの試用書に基づき提供する
    5. 「保険請求不可」の表示をする

使用成績調査、委託研究等の報酬・費用は透明性に留意する

医療機関等または医師等に依頼した使用成績調査、治験その他医学・薬学的調査・研究の報酬および費用、講演・執筆の謝礼等は、本来、景品類には当たらないので公競規で制限されない。

しかし、相手が医師、医療機関であるため、医薬品の不当な取引誘引手段としての金銭提供と誤解されるおそれがある。

そのような誤解を防止するためには、提供の方式、手続きの透明性、公正さが求められる。

・使用成績調査の症例報告の報酬は上限の目安がある

  1. 調査票1枚当たり:原則として1万円以内を目処
  2. 特に作業が難しいもの:3万円を上限とすることを目処

    ・医薬品採用の誘引手段と誤解されないために注意すべき点

    1. 当該医薬品未採用の医療機関には依頼しない
    2. 医薬品の採用・購入を条件としない
    3. 依頼先医療機関が不当に偏らない

>> 「現役薬剤師の転職体験談」に進む

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

掲載中の案件一覧

「薬剤師の実態・仕事」カテゴリの関連記事