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MRの使命と役割 – MRの認定制度6

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MR教育センターが行った「MR活動に関する医療関係差の意識調査報告書」によれば、医療関係者は、①より高度化・専門化された医薬品情報、②医療関係者の多様なニーズに対応した情報、等、診療に役立つ患者思考の具体的な情報を求めている。

また、IT技術が進歩した状況においてもMRとの面談による情報入手を求めている医療関係者は多いようである。

MRが企業を代表して医療機関を定期的に訪問し、医療担当者の個別のニーズにあった情報を提供したり、医療現場から直接、種々の情報を収集したり、情報交換・意見交換を行うことは、今後とも変わることなく継続していくことであろう。
 

 
 

MRの使命はチーム医療に役立ち患者QOL向上に貢献する医薬品情報の提供

現在、医療が高度化し、医療の質と安全の確保が強く求められる状況において、医師、薬剤師、看護師等の医療スタッフには、その総合力で医療に取り組む医療体制、いわゆるチーム医療が求められている。

MRも医療情報の専門家(薬物治療のパートナー)として医療の一端を担うことが期待されている。高度化・専門化する医薬情報を医療に役立ててもらえるよう医療関係者に情報提供し、患者さんのQOLの向上に貢献することがMRの使命であるといえる。
 
 

MRの役割は自社品の普及に止まらず医療現場のニーズを見つけることも重要

MRの基本的な役割は、今後とも大きく変わることはないであろう。しかし、近年、医療を取り巻く環境の変化やIT化の進展から、MRに求められる活動内容は、おのずからその変化に対応したものとなるであろう。

MRが企業を代表して医療機関を訪問する目的の一つには、自社医薬品の普及があるが、MRは普及活動の実現のみに重点をおいた活動をするのではなく、医療関係者のニーズや課題を把握し、それにあったきめ細かい情報活動を実施しなければならない。その結果、医療関係者との信頼関係の構築が図られ、自社医薬品の普及に結びついていくものと考えられる。

MR活動はすべて患者を中心として、患者のメリット・QOLの向上に視点をおいた行動が基本になければならない。

MR教育センターが策定した「MRの果たすべき役割求められるMR像に向けて」ではMRには以下の4つの役割が明示されている。

自社医薬品の普及
適正使用に関する情報を提供することにより、医師の正しい理解のうえ、自社医薬品の処方に結びつける
 
情報の提供
医薬品の品質・有効性・安全性・その他適正使用に必要な情報をバランスよく提供する。
 
情報の収集・伝達と報告
患者に使用された際の医薬品の品質・有効性・安全性等に関する情報を収集し、安全管理統括部門に報告する。また、適切に分析、評価された情報を迅速かつ正確に医療現場にフィードバックする。
 
創薬・適応拡大等に関する情報の収集
医薬品の創製、適応拡大等に参考となる情報は、医療現場に多く存在している。MRはこのような情報を日常活動のなかから収集し、関係部門に報告する役割がある。

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