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MR資格制度検討会報告書の項目 – MRの認定制度2

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「MR資格制度検討会」が「MR問題協議会」に提出した報告書の内容を以下に示す。
現在のMR認定制度の骨格を定めたものであり、MRに求められる資質を具体的に示したものといえる。
 

MR資格制度検討会報告書の項目

  • MR資格認定制度の必要性
  • MR資格認定制度の内容
  • 資格認定のための民間機関
  • 資格認定の更新制度
  • 制度導入にあたっての措置
  • MR資格認定制度導入に向けて
    (MR資格認定制度、MR資格認定制度導入にあたっての措置)

資格認定のための試験の内容

試験
受験資格
教育研修5団体が実施している導入教育または継続教育研修の終了証取得者とする。さらにMR活動をするうえで重要な倫理性、マナーは企業において確認すべきものと考えて、「企業の推薦」を必要とする。

試験の範囲とレベル
MRに求められる業務内容と、その業務を遂行するに必要な知識レベルは何かを大別した。

  • 共通試験によって証明されるレベル:医学・薬学等に関する共通の基礎知識、一般知識
  • 医療機関や薬局の要請に応じうる望ましいMRの一般レベル:個別製品に関する知識、説明能力
  • 分野別MRまたは上級MRのレベル:より専門的な知識・能力

具体的な試験の範囲(科目)について

  1. 解剖・生理学を基にした疾病と薬物治療:医師の話がわかる程度の知識
  2. 薬理学:薬理学の総論で、MRが身につける最小限の知識
  3. 薬剤学:薬剤に関する基礎的事項が理解できる知識
  4. 添付文書の基本用語:医療関係者に説明できる知識であり、医療現場でMRとしての職能を発揮するために必要な知識
  5. 医薬品概論・倫理・法規・制度:医療関係者に説明できる程度の知識で、MRの業務を遂行するうえで重要な行動規範、法規および制度に関する知識
  6. PMS:医薬品市販後(製造販売後)調査の制度の内容を理解し、医療関係者に説明できる程度の知識が必要である。これも業務遂行上、必要不可欠な知識である。

試験科目、出題の範囲および方法
試験科目は上記の6科目とする、医師、歯科医師、薬剤師については1~3につき試験を免除することが適当である。試験の範囲とレベルに基づき、試験科目ごとの統一テキストを作成する。統一テキストである「MR研修テキストⅠ、Ⅱ、Ⅲ」に記載の範囲内で出題する。試験問題および解答形式は、マークシート方式で多肢択一方式が適当な方法。

合否の判定
本試験はMRとしてのミニマムリクワイアメントを求めていることから、科目単位制による合格が適当。

資格の認定
試験結果については、受験者の所属する企業に対して文書で通知する。
また合格者に対しては、認定証を発行する。

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