HOME > すべての記事 > 実務で役に立つ薬歴管理 > POCKETS~性格・ 知識・病歴、イベント、コンプライアンス – 実務で役に立つ薬歴管理2

POCKETS~性格・ 知識・病歴、イベント、コンプライアンス – 実務で役に立つ薬歴管理2

532view

 

 
 

性格(Character)

さて人によってはよく話す人、そうでない人、プラス思考の人、心配性の人など様々です。副作用など注意点を話す場合、それを心配しすぎて薬を飲まなくなる人もいます。プライマリケアの初診患者のうち16%の人がうつ病にかかっていると言われています。

また、別の報告では、内科や整形外科などの一般科を受診する患者さんの1〜3割にうつの問題が潜んでいると言われています、

また、心労のある勤労者の割合は年々増加傾向にあり、最近の調査では6割以上の方が仕事や職業生活に関する強い不安や悩み、ストレスがあると答えています。昨今引きこもりや潔癖症などTVで話題になりますが、こうした症状への配慮も特別なことではなく日常のこととして必要になってきています。

また、そこまでいかなくても細かいことが気になるとか、おおらかとか、できるだけその人の性格やできればそれに対する対応法も記載しておくと服薬指導で威力を発揮します。
 
 

知識(Knowledge)

表紙に記載する
なるべく簡単に説明したほうがいい場合や、やや専門的な説明をしていい場合、あるいは質問内容など患者さんの関心のある分野を記載します。
特に質問は重要な情報です。

ある薬局では、患者さんからの質問は調剤日ごとの記録に記載する場合、なるべくSOAPと独立して記載するように工夫されています。

質問というのは患者さんから薬剤師への信頼のバロメーターであり、また患者さんの個性を知るうえで大事です。顧客サービスという点からも関心を知っておくことは不可欠です。

薬の併用に関心があるのか、病気にあるのか、病院情報にあるのか、人によって様々です。SOAPに沈み込めて書いてしまうと、その情報を管理したり活用しづらくなります。

そして一定期間の質問の傾向や分野をまとめて、それを表紙に記載しておき服薬指導の前に一瞥できるようにしておきます。
 
 

病歴、イベント、コンプライアンス(Event)

入院
言うまでもなく、副作用で発疹が出たり発作による入院などイベントは大事な情報です。日々の処方ごとのSOAPも重要ですが、この病歴やイベントの記載は薬歴の表書きに第一情報としてすぐにわかるように書いておくと服薬指導に大いに役立ちます。

薬学管理という意味だけでなく、一般の営業でも誕生日や結婚記念日などを覚えていて声をかけたりサービス券を配ったりしています。自分に特別なサービスというのはアウトプットの情報としてとても価値があります。

過去に骨折で入院したとか、喘息だったとか、こうした情報を要領よくまとめて服薬指導で利用しやすくするとよいでしょう。

>> 「現役薬剤師の転職体験談」に進む

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

掲載中の案件一覧

「実務で役に立つ薬歴管理」カテゴリの関連記事