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鍵をかけた堅固な設備内に貯蔵 – 麻薬および向精神薬の取り扱い2

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向精神薬の場合

向精神薬には譲り受けの記録について麻薬のような規定はありませんが、容器と容器の直接の被包の両方に、向精神薬である旨の記号と、必要事項が記載されていなければなりません。ただし、容器の面積が狭いために記載事項を明瞭に記載できない場合などには、記載事項を省略したり簡略化することが認められています。
 
 

保管は厳重に

薬局は、麻薬を麻薬以外の医薬品と区別し、鍵をかけた堅固な設備内に貯蔵しなければなりません。向精神薬については、向精神薬に関する業務に従事する者が、実地に盗難の防止について必要な注意をする場合を除き、原則として鍵をかけた設備内に保管しなければなりません。また、医薬品である覚せい剤原料は、薬局内の鍵をかけた場所に保管する必要があります。
 
 

帳簿の記録も大切

届け出
薬局は帳簿を備え、麻薬を譲り受けたり、譲り渡したり、廃棄した場合には、必要事項を記入して、2年間保存しなければなりません。

麻薬はさらに届け出が必要

薬局は、毎年11月30日までに、前年の10月1日に所有していた麻薬の品名と数量、当年の9月30日に所有していた麻薬の品名と数量、その間に譲り渡したり、譲り受けた麻薬の品名と数量を届け出なければなりません。一方、向精神薬についてはこのような規定はありません。
 

麻薬を廃棄するときは

薬局が麻薬を廃棄しようとするときは、必要事項を都道府県知事に届け出て、職員の立ち会いの下で行わなければなりません。調剤した患者やその家族から返却された麻薬を廃棄するときは、焼却または麻薬の回収が困難な方法により行えばよいことになっていますが、廃棄してから30日以内に都道府県知事に届け出なければなりません。
 

覚せい剤原料、向精神薬を廃棄するときは

薬局が医薬品である覚せい剤原料を廃棄しようとするときも同様に、都道府県知事に届け出て、職員の立ち会いの下で行わなければなりません。一方、薬局が向精神薬を廃棄しようとするときは、焼却または向精神薬の回収が困難な方法により行えば、特に届け出る必要はありません。
 

免許が失効したら譲り渡せる

免許の有効期間が過ぎたり免許が取り消されたりするなどで、免許が失効した場合は、薬局は麻薬を所持することはできなくなります。ただし失効した日から50日以内であれば、所有する麻薬を同じ都道府県のほかの薬局や麻薬卸売業者に譲り渡すことができます。

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