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向精神薬小売業として – 麻薬および向精神薬の取り扱い1

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向精神薬小売業として

薬局は、向精神薬取扱責任者を置いたときや、薬局開設者が自ら向精神薬取扱責任者となったとき、または向精神薬取扱責任者を変更したときは、30日以内に都道府県知事に届け出る必要があります。

向精神薬小売業でも麻薬小売業の場合と同様に、業務を廃止したときに届け出や、免許が失効したときまたは取り消されたときの届け出、免許証の記載事項に変更があったときの届け出は行わなければなりません。

また、免許証を破ったり、紛失したときには免許証の再交付の申請を行い、免許証の再交付を受けた後で紛失した免許証を発見した場合には免許証を返納しなければなりません。しかし、これらの手続きは15日以内ではなく、30日以内に行えばよいことになっています。
 
 

譲り受ける条件は

向精神薬

  1. 麻薬の場合
    薬局は、同じ都道府県の麻薬卸売業者以外から麻薬を譲り受けることはできず、また、麻薬処方せんを持参した者以外には麻薬を譲り渡すことはできません。つまり、薬局がほかの薬局から麻薬を譲り受けることはできないということになります。

    ただし、麻薬卸売業者の免許は、薬事法による薬局開設の許可を受けている者または医薬品販売業の許可を受けた者で、かつ薬剤師であるか薬剤師を使用している者であれば、都道府県知事から受けることができます。

    したがって、その薬局が麻薬卸売業者の免許を受けていれば、同じ都道府県内であれば譲り受けることができることになります。

  2. 向精神薬の場合
    向精神薬については、どの向精神薬卸売業者からも譲り受けることができます。

    薬事法による薬局開設の許可を受けた者および一般販売業の許可を受けた者は、向精神薬卸売販売業者の免許を受けたものとみなされますので、薬局はほかの薬局から向精神薬を譲り受けることができます。なお、向精神薬卸売業者も、向精神薬取扱責任者を店舗ごとに置く必要がありますが、薬局と同様に、一般販売業者の管理薬剤師を向精神薬取扱責任者とみなすことになっています。

 

麻薬の場合

薬局が麻薬卸売業者から麻薬を譲り受ける時には、電磁的な記録を用いない限り、押印した譲受証を渡し、押印された譲渡証を受け取る必要があります。その際、麻薬は政府発行の証紙で封がされたまま受け取り、患者には封を開いて渡さなければなりません。

つまり、麻薬卸売業者である一般販売業者は、麻薬については分割販売できないことになります。

そして、容器と容器の直接の被包の両方に、麻薬である旨の記号と必要事項が記載されていない麻薬については、麻薬卸売業者などは販売することを禁止されていますので、譲り受ける時には注意が必要です。

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