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販売対象者・書面の用意・引火性のあるものの販売 – 毒物や劇物を扱う3

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18歳未満には販売できない

毒物や劇物は、18歳未満の者や麻薬、大麻、あへんまたは覚せい剤の中毒者への販売を禁止されています。

また、精神の機能の障害があり、毒物や劇物により保健衛生上の危害の防止措置を適正に行う際に必要な認知、判断および意思疎通ができない者に対しても、販売することはできません。
 
 

販売後には書面を用意

毒物または劇物の販売業者は、毒物や劇物をほかの毒物劇物営業者に販売などした場合は、その都度、定められた事項を書面に記載しておかなければなりません。

また毒物劇物営業者以外の者に販売などした場合は、相手からこれらの事項が記載され、押印された書面、またはこれに代わるものを入手しなければなりません。そして、これらの書面を5年間保存します。
 
 

表示の色は赤と白

劇物
毒物または劇物の販売業者は、その容器と被包に「医療用外」の文字、さらに毒物については赤地に白い文字で「毒物」、劇物については逆に白地に赤い文字で「劇物」と表示しなければなりません。

また、毒物や劇物の容器と被包に記載すべき事項が記載されていない場合は販売することはできません。
 
 

政令で定めるものもある

毒物または劇物の販売業者は、政令で定める毒物や劇物(現在のところ「硫酸タリウムを含有する製剤である劇物」と「燐化亜鉛を含有する製剤である劇物」が定められています)については、あせにくい黒色に着色したものでなければ、農業用として販売することはできません。

また、主として一般消費者の生活の用に供されるものであって、政令で定めるもの(現在のところ「塩化水素または硫酸を含有する住宅用洗浄剤」と「DDVPを含有する衣料用の防虫剤」が定められています)については、含量や容器・被包が政令で定める基準に適合するものでなければ、販売することはできません。

また、これらの製品を販売するときには、必要事項が容器と被包に記載されていることを確認しましょう。
 
 

引火性のあるものを販売するには

引火性などのある毒物または劇物のうち政令で定めるものを販売する場合は、運転免許証などで氏名や住所などを確認しなければなりません。

この場合、確認した事項を用意した帳簿に記載し、この帳簿を最終記載日から5年間保存します。

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