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薬局を管理するのは管理薬剤師 – 薬剤師が知っておくべき法律知識7

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薬局開設申請者の人的要件

申請者の人的要件は、薬事法で許可が必要とされるものにほぼ共通するもので、
1.許可を取り消されてから3年経っていない者、
2.禁固刑以上の刑の執行が終わってから3年経っていない者、
3.薬事法や薬事に関する法令に対する違反行為があってから2年経っていない者、
4.成年被後見人や麻薬などの中毒者、
5.心身の障害により薬局開設者の業務を行うことができないと思われる者、
などに該当しないことが必要です。

なお、薬局開設者が法人(会社)である場合には、業務を行う役員全員が対象になります。
 
 

薬局開設者の義務

薬
薬局開設者は、薬局の管理に関する帳簿を備え保存するなど、次のような義務を果たさなければなりません。

  1. 薬局開設の許可証を薬局の見やすい場所に掲示します
  2.  

  3. 管理薬剤師が医薬品の適切な管理のために必要だと考えた医薬品の試験検査を、管理薬剤師に行わせます。前に述べたように、試験検査に必要な設備や器具が薬局にない場合もあるので、その場合は厚生労働省令で定められた試験検査機関を利用して試験検査を行ない、結果を管理薬剤師に確認させます。
  4.  

  5. 薬局の管理に関することを記録するための帳簿を備え、3年間保存します。帳簿に記録するのは薬局開設者ではなく、管理薬剤師の義務です。
  6.  

  7. 医薬品を譲り受けたときや医薬品の製造業者や販売業者、薬局の開設者、診療所や病院などの医薬品を取り扱う施設に販売や授与したときは品名などを書面に記載し、3年間保存します。
  8.  

  9. 管理薬剤師が、保険衛生上支障を生ずるおそれがないように、その薬局の業務について述べた意見を尊重しなければなりません。
  10.  

  11. その薬局の休廃止の届や変更の届を30日以内に薬局の所在地の都道府県知事に提出します。

 

薬局を管理するのは管理薬剤師

薬局には、その薬局を実地に管理する薬剤師(管理薬剤師)が必要です。

薬局開設者が薬剤師である場合には、自分で実地に管理することも可能ですが、自分で実地に管理することができない場合や、薬局開設者が薬剤師でない場合は、その薬局で働く薬剤師の中から管理薬剤師を指定しなければなりません。

管理薬剤師は、あらかじめその薬局の所在地の都道府県知事の許可を受けていない限り、その薬局以外の場所で薬事に関する業務に携わることは認められていません。

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