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質問票には信頼性と妥当性が必要~QALYを用いた費用効用分析2

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質問表作成の際の注意

もし自分で質問票を作成しようとする場合、いくつか注意することがあります。
それは、「質問票の信頼性や妥当性を確認しておかなければならない」ということです。

信頼性とは測定結果に再現性があるかということで、同じ健康状態にあるにも関わらず、同じ人の回答が質問した時期によって異なるのでは、その結果に信頼がおけません。
妥当性とその調査票で、健康度は正しく測定されているかどうかを示すものです。

妥当性について

これには、調査票に何か抜けている項目がないかどうかを確認する内容妥当性、別の規準との相関が高いかどうかなどを確認する基準連関妥当性、質問の構成に関して、同じ領域内の質問には回答者を同じ傾向の回答をしているか、また異なる領域の質問に対しては異なる回答をしているかなどを確認する構成妥当性などがあります。

構成妥当性にはそのほか、質問に対してランク分けされた選択肢が用意されている場合、回答が高いランクに偏ってしまう、あるいは低いランクに偏ってしまうということがないかどうかの確認も含まれます。

質問表への記入方法

質問票への記入は、回答者自らが記入する方法と、インタビューによる方法とがあります。
上であげたSF-36は自記式ですし、SIPは自記式およびインタビューのどちらも可能です。

また、QWB(Quality of Well-Being Scale)とよばれる調査票は、訓練を受けた専門インタビュアによるインタビューにより実施されます。

QOLの質問票に関しては、患者本人、医師、家族などの第三者のうち誰が評価をするのか、などまだ問題が残されています。

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