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アウトプットで差をつける薬歴 – 疑義照会の効果的なやり方3

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目に見えてかわるサービスを積み重ねることにより、患者さんの薬局への理解が深まり、その結果、患者情報の収集がより行いやすくなるという好循環になります。病気を治しているのは薬であることを考えると、こうしたチェックこそ大事なチェックといえるでしょう。

重大な相互作用のある併用薬を発見して、それを医師に疑義照会し、協議してよりよい処方に到達したという話は非常にかっこよく憧れるものです。ですが、本来仕事というものは地味な行為の積み重ねではないかと思います。

ファインプレーを決めるプロのスポーツ選手でも、多くは地味な基本練習の繰り返しや食事や日々の生活など99%はそれこそ地味なものです。華やかに見えるものばかりを追いすぎると足元を見失ってしまうことにもなりかねません。

馬鹿にしたり面倒がらずに、こうしたサービスの積み重ねこそが薬剤師としての地位を確立するための王道ではないかと思います。
 
 

アウトプットで差をつける薬歴

看護師
薬歴というとプレッシャーに感じる薬剤師も多いと思います。
そもそもは薬剤師に先んじて医師や看護師も記録をつけており、これに習ったような部分もあります。現在では、少なくとも保険制度上は薬学管理を行ううえで7項目といわれる項目やその他住所などの患者情報を記録することになっています。

保険の算定要件などにも薬歴への記載が条件づけられている項目もあります。また保険の集団指導や個別指導といった行政の指導や監査において主要な対象となっていることはよく周知のことと思います。

保険上のことや薬学的な観点からの薬歴の記載については、教科書も多いのでここではそうしたことにあまり触れるつもりはありません。それよりも保険薬局の薬歴を、患者側から見てメリットを出す方法やそのメリットを目に見える形にするためにという観点から触れてみたいと思います。

薬歴を医師や看護師のようにSOAP形式で記載している薬剤師は多いと思います。

この形式は、患者さんの課題を解決していくという意味で優れた方法です。ですが、保険薬局の場合、病院などの業務と違い患者さんの個性や幅広い情報をくみ上げる必要があります。

こうしたことに対応するには単に医師や看護師、病院薬剤師が行っているSOAPのやり方では物足らないものがあります。

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