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科学的な証明とは~CRAという仕事

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科学的な証明とは

科学的に証明することとは、どういうことであろうか。

例えば100人の低Na血症患者に食塩を飲ませて、1人の血清Na値が上がれば、薬の効果として証明されたことになるのであろうか。
1人では少ないと思う人が多いかもしれないが、では2人なら良いのか、となる。

こういったときに、統計学的な手法が用いられるのである

モニターが情報を収集しなくてはならない

ただし、統計学的手法を知っていれば、簡単に証明ができるというものではない。

統計的手法を用いて評価を行うためには、モニターがさまざまな情報を収集しなくてはならない

例えば、1.8gの食塩は味噌汁およそ一杯分である。
毎日味噌汁を飲む患者と飲まない患者で食塩の摂取量は違うのか、といった各患者の通常の食塩の摂取量を知らないと、単純に比較できない。

統計学的手法で効果の証明は難しい

薬として1.8gの食塩を服用するために、いつも飲んでいる味噌汁を飲まなくなって血清Na濃度が上がらないのでは、統計的な手法を用いても、その効果を証明する事は難しい

また、食塩を服用してから何時間後に血清Naを測定するのが望ましいのかといった課題にも直面する。
24時間後では、効果がなくなっている可能性は高いので、そのようなデータで統計学的手法を用いても効果を示すことはできない。

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