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そもそも倫理とは。倫理1~CRAという仕事

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倫理とは

臨床研究あるいは臨床試験(治験を含む)は、ヘルシンキ宣言に基づくに倫理的原則を順守して行わなければならないとされています。
さて、そもそも倫理とは何でしょうか。

広辞苑などの辞書を頼りに調べてみると「倫(ともがら)の理(ことわり)が原義、共同体として、ある社会が求める論理」「人として守るべき道、道徳」とあります。

ほかにも、「ある社会で、人々がそれによって善悪・正邪を判断し、正しく行為するための規範の総体、法律と違い、外的強制力としてではなく、個々人の内面的原理として働くものをいい、また宗教と異なって超越者との関係ではなく人間相互の関係を規定するもの」といった主旨の説明がある本に記載されていました。

哲学的な難解さを抜きにして素直に解釈すると、おそらく人と人との共同体の中で、「善悪・正邪の判断において普遍的な規準(行動の手本となる規範)となるもの」あるいは「人としてのあるべき行動の規準」といった解釈をしても大きな間違いはないようです。

応用倫理

一方、「応用倫理」という領域で話される「倫理」があります。

それは、倫理の原理的探求ではなく、科学技術の発達を中心とする現代社会の諸問題に対応しようとしているとのことです。

応用倫理で扱われる倫理

そこで扱われる「倫理」とは、生命・医療倫理、環境倫理、企業倫理・ビジネス(職業)倫理、コンピューター倫理、報道倫理、政治倫理などのさまざまな領域ごとの総称のようです。

ましてや、自主規制といわれる類を含めた規制関連を見渡すと、さらに「倫理」という範疇がさまざまに語られています

例えば、国家公務員倫理法、医師の職業倫理指針、日本看護協会の「看護者の倫理綱領」、ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針、疫学研究に関する倫理指針、遺伝子治療臨床研究に関する指針、臨床研究に関する倫理指針、はたまた、日本原子力学会倫理規定、日本建築学会倫理綱領など枚挙にいとまがありません。

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