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薬局薬剤師のコミュニケーションとは

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医薬分業率が50%を越え、薬学部や6年制になりました。
2008年4月からは、ジェネリック医薬品の選択について、薬剤師が大きく関わるようになりました。
薬剤師への期待が大きくなる一方で、医薬分業の中での薬剤師の役割は何だろうかとか、薬学6年制下での薬剤師像はどうあるべきかなど、現場の薬剤師たちの不安の声も多く聞こえてきます。
 

 
 

医薬分業本来の意味

この記事では、処方と調剤を分離するという医薬分業本来の意味に立ち返り、医薬分業を工場の品質管理とパラレルに医師の処方の検査工程という位置づけで考えてみます。
食品をはじめ、生活の安全が脅かされている今日において、薬剤師の処方チェック機能はとても大きな役割を果たしていると言えます。
まずこの点を薬剤師自身がしっかりと自覚する必要があります。
 
 

コミュニケーションの重要性

講演会
さらに、各方面から薬剤師と患者さんとのコミュニケーションの重要性が指摘されています。患者さんとの会話に難しさを感じている薬剤師は多いようですが、現場視点からの解決策については、従来有効な手立てが提示されてきませんでした。

確かにコミュニケーションの研修に参加するなど、熱心に技術の向上に努めている薬剤師はたくさんいますが、毎日実践しているにもかかわらず、ホテルや百貨店などに比べて、苦労している薬剤師が多いのも事実です。

各地で開かれているコミュニケーションの講座は大盛況です。

ですが、コミュニケーションがうまくできていないとして、それは薬剤師側の努力だけで埋まるのでしょうか。
あるいは、他職種で言われているようなコミュニケーションの手法が薬局現場で有効なのでしょうか。
 
 

質問の仕方

質問のしかた
例えば、コミュニケーションの本を開くと患者さんの様子を聞くときの質問は、開いた質問をしたほうがよいと言われています。
開いた質問というのはYES, NOで答えられない質問のことを言います。

「咳は出ますか?」と聞けば、閉じた質問です。
「今日はどうしましたか?」と聞けば開いた質問になります。

こうした形式の質問は確かに医師のいる診察室やカウンセリングの部屋で臨床心理士が患者さんと対話するときはそれでよいでしょう。

しかし、薬局の現場では「薬を飲んでから変わったことはありませんか?」と開いた質問をしても「おいくらですか?」という返事が返ってくることもしばしばです。

プライバシーを守ってきちんとした服薬指導をするために薬局内に部屋を作り、そこへ患者さんを誘導しようとしたが誰もそこに入ってくれなかったというような話を聞いたりもします。
 
 

まとめ

  • 各方面から薬剤師と患者さんとのコミュニケーションの重要性が指摘されています。
  • 開いた質問と閉じた質問を使い分けましょう。

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